フランスのカルト認定について

フランスは、極端な政教分離の考え方から、伝統宗教以外の大抵の宗教をカルト扱いする傾向がある。よって、フランスでカルト認定されたからといって喜んで敵対する宗教団体へのアンチ発言を行うと、横殴りに遭う(思ってもみなかった反論を受ける)可能性があるので気を付けること。

キリスト教系でない新宗教キリスト教系であってもの伝統的な教義に反するような新宗教に対しては、危険活動の有無を問わず、フランス政府によるカルト認定がなされることがある。

伝統宗教であってもフランスで無名な団体はカルト扱いされます。例えば日本の神道をフランスで説いた場合、ある程度信者を獲得できた段階でカルト認定を受ける可能性は十分にあります。*1

フランスという国は極端に保守的な国なので、何か目新しい&見慣れないものに対しては取り合えずケチを付けるのが好きなのです。

*1:明治神道なんかは特定の人物が世界の中心みたいに説いているので特にカルト認定を受けやすそう。