人を自殺に追い込むのは、自殺する本人だけである。

ネット上ではしばしば、自分の悩みを公表して答えや助言を求めるという行為が行われている。もちろん、それが英語や数学といった学問*1に関する質問であれば、ある程度明確で意味のある回答が得られるだろう。しかし、それが人生の悩みや政治的な問題となる…

権力の座は、常にその力を尊重する者のみに与えられる。

（キリスト教的なジョークが理解できる人向けの内容です） 生まれて最初の根源的な不公平…それは、この世に生まれることを赤子自身が選択できないことにある。産まれるのは、常に親の利己的な意思であり、赤子は常にその被害者である。親は、自分の利己的な…

非キリスト教圏では、余り罪悪感というモノを意識しない。キリスト教圏では、罪悪感というモノを過剰に意識する。キリスト教圏の金持ち達が常に寄付やらボランティアやらに強い関心を抱くのは、彼らが人並み以上に裕福であることを気に病んでいるからだ。平…

一部の難病には、一般的な病気には絶対に使われない毒薬のような物質が治療薬として使われる。当然ながら、ある程度健康が回復してきたらそういった劇薬の服用は中止し、効果が穏やかな一般的な薬品を用いて養生するのが医療業界の常識である。 例えば、リチ…

「最近の若者は」という枕詞から始まる一連の会話で非難の対象になっている「若者」というのは、実際には発言者が偶然に目にした（多くとも）数名程度の若者たちを過一般化したネタである。故に、ほぼ架空の話題と言って良い。ふいんき（←なぜか変換できない…

生きる意味がないから生きていたくないと思うなら、死ぬ意味があるのかどうか考えてみることだ。多分、今のあなたは死ぬ意味を沢山見出せるだろう。死ねば親に迷惑がかからないとか、死ねば仕事の苦しみから解放されるとか。さて、そこで意味があるなら今す…

偉い学者さん（特に文系）になるためには、偉い人たちの名前を沢山覚える必要があります。偉い人たちの名前を散りばめてテキトーに文章を繋げると「ロンブン」と言われる商材になり、偉い学者さんたちはこれをお金と交換することで生活の糧を得ています。逆…

性格は幼少時の親子関係で決定されるという主張をしばしば目にする。確かに過去に原因を求めることが一番受け入れやすいかもしれないが、過去に原因があるとすれば、それを今更変えられるワケでもないし、結局は意味がない分析だ。親子関係が劣悪だったとし…

日本国では、国家元首である天皇（正確には皇室制度と呼ぶべきだが）に対して廃止論を唱えることも合法であり、またそういった思想を出版する際、何の検閲を受ける危険性もない。こういった日本国の現状に疑問を持つ人も多いかと思われる。さて、この現代に…

文化的な差異がもたらす苛立ちは、小額の支払いのとき小銭が一円だけ足りず、万札を出さざるを得ないときの苛立ちに似ている。それはこだわる必要はないし、こだわることが不利益になると分かっているのにも関わらず、こだわりたくなる。それは両者の間にあ…

ルペン爺が負けた時点で極右な人たちがサルコジに投票するのは目に見えていたワケで。

英語圏におけるIRCでは、文章の最後に nidae もしくは dae を付けるのがちょっと流行りつつある予感。朝鮮語のニダ（〜です）らしい。良かったね nidae

ちょっと合衆国憲法第二修正条項を見直していたら、電波を受信したので記録しておく。まず、参考に良く知られた日本国憲法第九条と合衆国憲法第二修正条項を引用しておこう。 「日本国憲法第九条第一及び第二章」 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平…

未来の戦争は、悲劇が起こらない。何故なら、あらゆる軍事兵器が無人または遠隔操作によってなされるからだ。また、核兵器による相互確証破壊の考え方があるため、無人の戦争は極めて厳正なルールの下で行われる。更に、その戦争は人的被害が殆どないため、…

（以下の記事は、当たり前過ぎる内容なので、分かっている人が読むのは時間の無駄かと存じます）kilemall は、憲法九条を変える必要があると考えている。とは言え、世の中は面白いもので、同じ改憲論者でも考えていることが全く違うことがあるようだ。雑なま…

サウジアラビアと朝鮮民主主義人民共和国（以下 DPRK）は、基本的に殆ど同じである。というのは、両国とも一部の集団が国を牛耳っており、その悪しき集団は自らの欲望のためだけに国家を運営し、国民は疲弊し切っている*1。勿論、両国とも厳重な報道規制が敷…

凶悪事件が起こると、日本（におけるネット社会）特有の社会現象が発生する。それは、凶悪犯の「在日朝鮮人認定」だ。 不思議なことに、話題になった殆どの凶悪犯罪の犯人がネット上では在日朝鮮人であるということになっている。そういった噂の全てが真実で…

マンガやアニメが幾ら規制されようが、kilemall は余り痛くも痒くもない。とはいえ、吉田茂の孫の面目*1を立たせてやるという口実で、アメリカの銃規制と対比して少し思考実験をしてみよう。さて、アメリカ合衆国ライフル協会の偉い人が語った台詞は、ほぼそ…

向上心は常に良いことであると信じ切っている人々は多い。しかし、その向上心が自らを苦しめているということに気付かない人々も多い。万人に共通の目的はない。あらゆる人間の初期条件は異なっている。誰もが皆、自らが為せることのみを為すことが出来る。…