経済学者の仕事

経済学者の仕事は基本的に一つしかありません。

「経済学は正しい!」
「経済学で世の中が分かる!」
「経済学が分かってない!」

この三つのお題目を声高く叫ぶことだけです。特に3つ目は最重要項目です。

経済学は正しい → 〜(人名)は経済学を分かっていない → 〜の主張は間違っている

…といった具合で、いとも簡単に相手を(脳内で)一蹴することが出来る魔法の言葉なのです。良いですか皆さん。経済学は正しいのです。再現性が確認できなくても正しいんです。世の中は経済学通りに動いているのです。信じなさい。そうすれば救われます。経済学的に正しいので。

現実

全ての…というわけではありませんが、一部の経済学者は自分たちの世界だけで通じる「ネタ」が現実社会でも通用すると思い込んでいます。まさに一時期流行した「現実と仮想世界との区別が付かなくなったキレる少年たち」のようなモノで、いつ本当にキレるか分かったものではなりません。2ちゃんねるにハマり過ぎて電車内でも2ch用語で会話しちゃうアキバ系(そんな奴らが本当にいるのかというのは置いておくとして)みたいなものです。気狂いの変種といって良いでしょう。

一番危ないのは、上のように「〜の主張は誤りだ。何故なら経済学に反するからだ」と主張する経済学者です。そういう危ない人たちとは距離を置いておきましょう。それが経済学的に正しい行動です。