アキバ系は不愉快だし不要です。

ちょっと冒頭で誤解されるようなことを書くので、脳と心臓に疾患のある方(特にアキバ系)がご覧になるのはオススメしません*1

kilemall は、オタクと言われる人、特に最近ではアキバ系と呼ばれる人種が嫌いです。一度怖いもの見たさで、際どい感じのオタクショップに入ったことがありますが、幼稚園児を中年男性が集団で強姦しているといったキチガイ染みた世界がそこにはありました。極東アジア地域じゃないきゃ作者が逮捕されかねないです。もう嫌です。不愉快です。消えてください。

そもそも、アキバ系の thanksgiving day とも言えるコミック・マーケットで売られている同人誌*2の殆どは既存のマンガを無断借用した著作権無視の変態マンガらしいじゃないですか。英語でも Doujin はポルノ・コミックとほぼ同じ意味ですよねー。

さて、ここからが本題。
kilemall のような人間にはアキバ系のような世界を理解することは到底不可能だ。メイドカフェには純粋に水商売の臭いを感じるし、エロゲーム(某大学教授様ご推薦)に泥沼に咲く薔薇のごときシナリオがあろうとも、所詮はポルノだろという偏見を捨てることが出来ない。ということで、確かに kilemall はアキバ系オタク文化を全否定しているようだし、存在自体が不愉快に感じているようだ。

しかし、それでも kilemall はアキバ系を日本から全撤去することが望ましいとは全然思わない。但し、「そういった文化が日本で大きな市場になっているし、世界の外貨を稼ぐ手段になっている」といった功利主義から出た発言でもない。

kilemall の関心は、「そもそも個人や集団が不愉快だからといって世の中から全撤去するなんて理屈は妥当なのか」というところにある。ゲームにしろ、マンガにしろ、アニメにしろ、コンピュータにしろ、探偵小説*3にしろ、歌舞伎*4にしろ、イスラム教徒*5だろうと、それが特定の集団にとって不愉快だから社会から撤去しなきゃならないという理屈は、それこそ幼児的全能感が云々という次元のハナシ*6

一方で、アキバ系と言われる人たちは「不愉快で不要」と思われることを嫌がっているのかもしれない*7。逆に思うのは、「不愉快で不要」と思われるのがナゼ問題なのかを深く考察しているのだろうかという部分。世の中には、ヤクザ*8チョソン*9を筆頭として「不愉快で不要」と思われいるけど撤去されないものは沢山ある。ナゼ、アキバ系だけは「不愉快で不快」と思われると社会的に抹殺されると思う(Google で検索したらこんな言説がヒットした)のだろうか。

世間から差別されても別に良いのでないか。どうせ、差別的なことを言い放つ連中が現実に実効性のある排斥行動を起こすとは思えない*10し、アキバ系程度の「深刻さ」では撤去しようにも社会的な損得の採算が合わないだろう。

ということで、オタクもオタク・バッシング派も、お互いに干渉し合わないことで予定調和達成かもよ。
ほら、kilemall だってドラえもんくらいはタマに見るし。



続編的なモノ→「オタクに対する小さな考察

*1:あと、今日のもう一方の記事と自己矛盾しているのは意図的なので誤解なきよう。

*2:元は「有志の徒による雑誌」を意味する言葉なのだが。

*3:戦前は探偵小説が現在におけるアニメやゲームのような非難対象だった。

*4:江戸時代には堕落した民衆文化の華とでも言う代物だった。

*5:欧米ではバッシング対象っぽい。

*6:書いていて思ったのは、ル・ペン爺の国民戦線(フランスの極右政党)はモロにコレだ。

*7:kilemall の経験論から来る妄想ですが。

*8:これは「撤去できない」というのが正しいかも。

*9:冗談です。殺さないで下さい。

*10:非難対象がいなくなると連中の存在価値も消滅するので。