無題シリーズ

無題その32

精神的に満たされることが難しい世の中だからこそ、物理的に満たされていることが重要になる。

無題その33

議論とは何が間違っているのか、何が正しいのかを他人との会話の中で探っていく試みである。つまり、間違いを間違いと認められない人物には議論する資格がない。

無題その34

自尊心を守ろうとする必死な取り組みが逆にその自尊心を修復不可能なほどに傷付ける。

無題その35

人間にとって最も屈辱的なことは、本人が正しいと思っていることを覆されることである。

無題その36

真実とは、より多くの人々が真実であると信じていることである。

無題その37

言葉は相手を死に至らしめることができる。

無題その38

多くの場合、正しさは相手を傷付ける。嘘は相手を救う。だから嘘つきは愛され、正直者は嫌われる。