無駄の効用

役に立たないことをするのは、それをしている間だけ嫌な現実に目を背けることができるから。現実に目を背け続けると盲目になってしまうが、現実を見過ぎると目が潰れてしまう。適度に目を休めるために、むしろ積極的に生活に無駄を取り入れることも良いだろう。ただし、生活を無駄の色で塗り切ってはいけないが。