希望は内戦(もしくはテロリズム)

弱者の皆さん、内戦なんてどうでしょう?

現代における(特に先進国同士の)戦争では、世界大戦のような国家総動員体制=全力戦は有り得ません。故に、戦争によって社会情勢が一転するということは考えにくいでしょう。アメリカ合衆国の例を鑑みれば、せいぜい社会の底辺層が大量に犬死するだけです。中流ないし上流層はむしろ戦争ビジネスで濡れ手に粟かもしれませんね。

しかし、社会を一転する別の手段が存在します。内戦です。より正確に言えば、国内テロリズムないし暴動です。

弱者同士が連結して社会に暴力を蔓延させるのです。重要なのは、テロには頭数は要らないという点です。オウム真理教なんかは社会全体からすれば圧倒的に少数派でしたが、簡単に大規模テロが起こせましたよね。このテロが大規模になれば内戦です。そして内戦が慢性化すれば、中流層は確実に破壊されますし、上流層の皆さんは国外逃亡するでしょう。理想的な結果ですよね。ついでにストレス解消も出来ます。

暴力によって社会を混乱に陥れれば、社会は次第に白紙の状態に引き戻されます。アフリカにおける失敗国家の惨状を見れば明らかでしょう。

要するに、弱者の皆さんが為すべきは国家に依存した「戦争」という手段ではなく、自らの決断による「内戦」です。うまくいけば、10年くらいで社会は完全に崩壊します。政治、経済、文化の全てが跡形もなく消失するでしょう。弱者の勝利です。

その後に、弱者による弱者のための弱者の理想郷を建設してみたらいかがでしょう。
(あれ、これなんて暴力革命?)